歯ぎしりの対処法として、
就寝前に樹脂などでできたマウスピースのようなものを装着し、
対症療法的に歯のすり減りなどを防ぐ方法もある。
「ナイトガード」「スプリント」などと呼ばれる用具で、
歯科医院で健康保険を適用し数千円から作れる。
歯ぎしりが起こると、咀嚼筋が異常に緊張する。
それに伴って頭や首などの筋肉も緊張し、
疲労性の疼痛(とうつう)や慢性的な頭痛・肩こりに悩まされる人も珍しくない。
ナイトガードは咀嚼筋の緊張を和らげ、
歯ぎしりによる歯のすり減り、きしる音を防ぐことができる。
(抜粋)