歯を失う主な病気は、歯周病です。
働き盛りの中高年の8割以上が歯周病と言われています。
23年度鈴鹿市の歯周病検診の結果、50歳・60歳の方で、
指導または精密検査の必要な人の割合は、約91.3%。
受診された人のうち、
なんと約9割の人に歯ぐきに何らかの症状がありました。
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歯周病は歯と歯ぐきの境目に
歯垢がたまることから起こります。
この歯垢の中の菌が毒素をつくり、
歯肉に炎症を起こします。
そして、基本的に「自覚症状がない」。
これが歯周病の恐ろしさです。
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歯周病予防のポイント
1.少なくとも1日1回ていねいに歯磨き
2.よく噛んで食べる(唾液をふやす)
3.かかりつけ歯科医を持って、定期的に歯科受診を受ける
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歯を守るためには、悪くなってからではなく、
定期的に健診を受けて、
より早い段階で異常を発見し、
改善・治療をすることが大切です。