歯科健診は歯の状態はもちろん、
歯周病、入れ歯の状態、お口の中の状態、
お口の機能を調べる検査です。
入れ歯の方、歯がない(少ない)方でも
歯科健診を受けていただくことは、
健やかに暮らすために大切なことです。
歯周病やむし歯をはじめ、
歯や口腔内のトラブルは、
初期段階では自覚が少ないので、
悪化する前に歯科健診で発見し、
初期段階で対応しましょう。
口腔機能の低下は、全身の健康に影響します。
・歯周病
歯周病は糖尿病と密接な関係にあり、
脳梗塞や心筋梗塞の原因になることがあるとも言われています。
また、加齢とともに歯周病の危険性は上がります。
・低栄養状態
高齢になると歯や口腔機能の低下が原因で食べる量が減ってしまい、
気がつかないうちに低栄養状態になるおそれがあります。
・誤嚥性肺炎
高齢になると飲み込む力や吐き出す力が低下して、
飲食物が食道ではなく気道に入り込んでしまうことがあります。
このことを誤嚥(ごえん)といいます。
誤嚥が原因で肺炎を起こすことがあります。