脳神経疾患の人ほど残り少ない傾向
アルツハイマー病など脳神経の疾患を抱えている高齢者ほど、
残された歯の数が少ないことが県歯科医師会の調査でわかった。
同会は「健康を維持するためには、歯を大切にし、
しっかりかんで食べることが大切」と呼びかけている。
食べ物をよくかむと、脳の血管が刺激されて血流量が増えるため、
脳細胞の働きが活発化され、認知症予防につながり、
つばに含まれる老化を抑制するホルモンの分泌も多くなるという。
調査では、歯が多く残っている人ほど
身体の病気に費やす医療費が少ないこともわかった。
(2009年4月23日 読売新聞より抜粋)