骨粗しょう症患者さんは
口腔内のケアが大切です。
骨粗しょう症の患者さんは、
歯を支えている骨が弱くなったり、
歯の周りの組織に炎症が起こりやすくなるため、
歯周病になりやすいことがわかっています。
歯周病が悪化すると、
顎の骨にも炎症が広がり、
顎骨骨髄炎や顎骨壊死がみられることがあります。
顎骨骨髄炎・顎骨壊死を予防するには
適切な口腔ケアにより口の中を清潔に保ち、
口腔内の感染を防ぐことが重要です。
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骨粗しょう症患者さんの口腔ケアのポイント
○口腔内を清潔に
ブラッシングなどで口腔内を清潔に保ちましょう。
○歯科の受診
骨粗しょう症治療を始める前に歯科を受診し、
歯の治療を済ませておきましょう。
骨粗しょう症治療中は、
3ヶ月に1度は歯科で歯や歯ぐきのチェック、
ブラッシング指導、歯石の除去などを受けましょう
○歯科医への相談
歯科受診時には、骨粗しょう症の治療中であることを
歯科医へ伝えましょう。