唾液の分泌量が低下した状態である「ドライマウス」と、
全身の健康との関連が近年指摘され始めている。
ドライマウスになると口腔が汚れるので
誤嚥(ごえん)性肺炎を起こしやすくなります。
口の中が渇くと食べ物をのみ込みにくくなるので、
不慮の事故の死亡原因でもっとも多い
窒息の危険性も高くなると考えられます。
「唾液は口腔内やのどにウイルスや細菌が付着し感染するのを防ぐ」
といわれているので、日本人を対象に調査をしてみました。
するとドライマウスの人は、そうでない人よりも
かぜやインフルエンザに約2倍かかりやすいというデータが出ました。
※週刊朝日 2012年11月30日号より