トリアージ講習会

災害が起きたときにケガをした人を、
どの順番で助けるかを判断する方法について学んできました。
1年に1回くらい勉強しているのですが、
お察しのとおり、忘れているのが現状です。

地震や事故などでたくさんのケガ人が出たとき、
救急車や医療スタッフ、受け入れられる病院の数には限りがあります。
そんなときに「誰を一番先に治療すべきか」をすばやく決めるのがSTART法です。

呼吸や意識、脈(血のめぐり)をチェックして、赤・黄・緑・黒の4つの色に分けます。これを「トリアージ」と呼びます。
難しい器具は使わないのですが、
30秒くらいで判断し、用紙に記入しなければ大人数に対応できません。

今日は災害委員会の先生方が患者役になり、
呼吸や脈拍、反応を確かめながら色分けしていきました。
患者役の先生の迫真の演技に感謝申し上げます。

災害はいつ起こるかわかりません。
そのときに冷静に動けるように、
普段から知識や練習をしておくことが大切だと実感しました。

今日学んだことを、地域の防災訓練や日常の備えにもつなげていきたいと思います。

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