咬み過ぎ

歯を失う原因として、
咬む力が強すぎる場合があります。

私たちが食べ物を噛むとき、
歯には自分の体重くらいの力がかかるとされています。

しかし、歯ぎしりや食いしばりなどの習慣がある方は、
その数倍もの力が歯にかかることがあります。

このような強い力が継続的にかかると、
以下のような問題が生じる可能性があります

1. 歯の微細なひび割れが発生し、徐々に大きくなる
2. 歯の根元に過度な負担がかかり、歯周組織にダメージを与える
3. 歯を支える骨が徐々に吸収される
4. 歯と歯ぐきの間に隙間ができ、細菌が侵入しやすくなる

特に就寝中の無意識の歯ぎしりは、
昼間の何倍もの力が歯にかかるため注意が必要です。

このような強い力から歯を守るためには、
ナイトガード(マウスピース)の使用が効果的です。

また、日中も意識して上下の歯が当たらないように
心がけることも大切です。

歯科医院での定期検診を受けることで、
早期に問題を発見し、適切な対策を取ることができます。

もし歯ぎしりや食いしばりの習慣があると感じる場合は、ご相談ください。

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