口腔がん早期発見、定期的な歯科受診が有効

口の中にできる口腔(こうくう)がん。進行すると、手術で切除する範囲が大きくなり、食べる、話すといった口の機能が損なわれ、生活に大きな影響を及ぼす。早期に発見すれば治る可能性も高いため、検診の実施や定期的な歯科受診を呼び掛ける試みが広がり始めている。

 口腔がんは患部を直接目で見られるため、歯科医師が発見しやすいのが特徴。赤や白の斑点、しこりのほか、長引く口内炎は要注意だ。早期がんで発見できれば、9割以上が治る。しかし、実際はステージ3以上の進行がんで見つかる患者が半数以上。初期は痛みなどの自覚症状がほとんどないことに加え、途中から急速に増大することなどが原因として考えられるという。