口内炎と似た症状、2週間続けば注意

口腔がん、自分で月1回チェック
口内炎と似た症状、2週間続けば注意
本経済新聞

舌や頬の内側、歯肉などに発生する
口腔(こうくう)がんの患者が増えている。

「口の中にもがんができることを知らない人が多い」。

口腔がんはがん全体に占める比率は2%程度と小さいが、
進行すると命にかかわる病気。

治った場合でも口は飲食や呼吸、
言葉を話すのにかかわる部分だけに、
生活の質(QOL)が低下する恐れがある。

発症の原因になるといわれているのは、
喫煙や飲酒、虫歯や歯並びの悪い部分などが
いつも頬の内側に当たるなど慢性的な機械的刺激。

辛い・熱いといった食事の刺激、ウイルス感染、
加齢なども関係すると考えられている。
特にたばこは影響が大きいとされ、注意が必要だ。

(抜粋)

口腔がん

◆口腔がん 早期ならほぼ機能維持可能。発見のポイントは。

◇月1回、鏡でチェック--歯肉、口内の天井、のどの奥、舌…
◇長引く口内炎、しこり、斑点、出血…専門医受診を

がん患者の1~2%を口腔がんが占める。
口腔がんは、合計で毎年約8000人が発症している。
半数が亡くなり、最近10年間で患者数が倍増した。

早期発見すれば、食べることなどの機能をほとんど失うことはないが、
約7割が進行がんとして発見されている。

口の中は見ることができ、感覚も鋭敏だ。
自分で前がん病変やがんを見つけることもできる。

まず、口内炎のような症状が長引けば要注意だ。
通常の口内炎なら塗り薬や殺菌治療で数日から2週間程度で治るからだ。

また、口内炎と外見上に違いが見られる場合もある。
口の中に、
▽しこりや腫れがある
▽痛みがある
▽赤い斑点(紅板症)や白い斑点(白板症)がある
▽場所が分からないが出血がある
▽歯のぐらつきが3週間以上続く
などの症状があれば注意する必要がある。

専門家は、月1回程度の定期的なセルフチェックを勧めている。
鏡とライトを用意し、手をよく洗い、うがいした上で行う。

(毎日新聞 3/31より)