むし歯治療

むし歯菌が発生する酸により、
歯が侵されるのがむし歯(う蝕)です。

下にむし歯の進行を図にしました。
歯の断面図の黒い部分がむし歯です。

むし歯を治した後は、清掃方法を改善し、
むし歯になりにくい
生活習慣をこころがけましょう。


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痛くなくてもむし歯は始まっています。
この段階では、
自分で発見することは困難です。

症状がなくても、むし歯は中で広がるため
検診で早期発見し、適切な処置が必要です。

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むし歯が歯の神経(茶色の部分)に
近くなると冷たい物や熱い物がしみます。

むし歯を除去した後、つめ物で回復します。
神経を残すにはなるべく早く
治療しなければなりません。

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むし歯が歯の神経に達すると
炎症が起こり、激しい痛みを生じます。

まずは神経を取って痛みをなくしましょう。
神経を取った歯は、
もろくなって割れやすくなるので
かぶせ物になることが多いです。

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歯の神経が死んで
痛みを感じることはなくなります。

さらに進行すると、歯の質が少なくなり、
かぶせ物が困難になります。

ひどく進行した場合は抜歯して、
歯グキや骨が化膿することを防ぎましょう。

実際のむし歯治療について

見ただけではわからない
むし歯があります

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むし歯の治療の前には、
見た目による診査と、
レントゲンによる検査が欠かせません。

歯と歯の間のむし歯は、
見た目だけの検査だけだと、
レントゲンと併用した場合の50%以下しか、
むし歯が分かりません。

また、小さいレントゲン単独で
歯の内側に進行したむし歯の90%以上が
検出できるとされています。

見えない部分、特に歯と歯の間のむし歯に
レントゲン検査が特に有効です。

正確な診断と治療のために
拡大鏡を用いています

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医療先進国、北欧・アメリカの歯科医師は
テレスコープ(拡大鏡)を使用しています。

萬代歯科では最高性能テレスコープ
「サージテル」を取り入れ、
大切な歯を守っています。

裸眼では見えない部分がハッキリ見え、
精度の高い診断、治療が可能となります。

こんな時に治療します

・肉眼または拡大鏡でむし歯の穴がある
・食べ物がはさまる、しみるなどの自覚症状がある
・見た目が気になる
・レントゲンで歯の内側1/3までむし歯が進んでいる
・むし歯になりやすい

むし歯のなりやすさやセルフケアの状態、
メインテナンスに来院して頂くなど
条件によって治療の必要性は異なります。

麻酔が痛くないように
工夫をしています

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麻酔が必要な場合には、注射の前に
歯ぐきの表面に麻酔の薬を塗ります。

温度差があると痛みを感じるので、
専用の機械で温められた麻酔薬を
一番細い注射針で麻酔をします。

痛みの少ない電動注射器を使用しています。

むし歯を徹底的に除去します

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むし歯の再発をできる限り防ぐために、
むし歯を染め出す液(う触検知液)を使用、
取り残しがないようにむし歯を除去します。
歯を削り過ぎることも防げます。

※歯の神経をできるだけ残す場合に、
意図的にむし歯を一部残す
治療法もあります。

長持ちする治療をおすすめしています

できるだけ大きく削らずに、
(歯にやさしい)

歯を接着する材質を使って、
(むし歯が再発しにくい)

自分の歯の色に合わせた
(見た目がきれい)

治療をおすすめしています。

※むし歯の大きさ・部位などにより、
一部自費診療になります。

むし歯予防の指導

・プラークコントロール
歯ブラシだけでは汚れ除去率は約60%で、
むし歯や歯周病がコントロールできません。
フロスを使えば約90%になります。

・入れ歯やブリッジの清掃も必要です。

・砂糖によって歯にプラークが形成されます。
砂糖の摂取がむし歯発生に大きく影響します。

・フッ化物含有歯磨剤の使用
1500ppmのフッ化物高濃度の歯磨剤を使って
むし歯予防しましょう。

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